犬まみれ

三度の飯より犬が好き

MENU

夫の手料理

 

私たち夫婦は共働き。

二人同じ日に休みが重なることってあまりなくて、暗黙の了解でその日休みの方が家事をしている。

 

世の中たとえ共働きであっても家事を一切しない旦那さんって結構いるらしいから、やっていただけるだけで感謝。

本当にありがたい、と一応思ってはいる。

 

料理に関しては、私が働き出すまでは包丁すら握ったことがなかった彼は、まぁ順当にまず野菜の皮むきから始めた。

 

身より皮の方が多くない?

って時期を超え、

キャベツの千切りがきしめんですか?

って時期を超え、

お米がいつも粥状で、私、胃腸はいたって健康ですけど?

って時期を超え…

 

私は生暖かい目で彼の成長を見守った。

いつか帰宅したらおシャンティなレストランみたいな食事がテーブルに並んでいる日を夢見て。

 

 

 

で、数年経った現在。彼が一人で作れるようになったのは

 

 

カレー

シチュー

ハヤシライス

 

 

以上。

 

 

なんと

色が違うだけのローテーション。

 

あ、でも彼なりに工夫しているつもりらしくて私が作ったお味噌汁の残りとか、煮物の残りとか、サラダとか、何かしら毎回隠し味と言う名のもと、これっぽっちも隠れちゃいない自己主張の激しいものたちを投入してくれている。

"カレーが食べたい"  と正真正銘のカレーを食べながらも思わせてしまう隠し味たち、強ぇ。

 

俺、料理してる✨ってきっと外では自慢してるんだろうな…

ただのカレーだって俺の一手間でシャレオツなディナーになってるぜぃ、とか思ってるんだろうな…

意気揚々と台所に立つ彼に

"もう、勘弁してください"

って言う勇気は、私にはない。

 

こうして私は今日も豆腐とワカメとスパイスと味噌の乱痴気騒ぎの、カレーだがシチューだか、もうなにがなんだかわからないものを食すのであった。