犬まみれ

三度の飯より犬が好き

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【保護犬の気持ち】普通の犬より複雑で繊細

 

昨日の話の続きといえば続きなんだけども。

パパにさえちゃんも実家に連れて行ったと報告したところ

「よくできたね!?」

と驚かれた。

 

というのも、足を拭くのが面倒くさいのでワンコたちを車に乗せる時は私以外の誰かしらが二匹を抱っこして車まで運んでいるから。

私はさえちゃんにリードをつけようとするだけで噛み付かれてしまうし、ましてや抱っこなんてしようものなら食い殺されてしまうので、私以外誰もいなかった昨日、どうやって車に乗せたのか不思議だったのだろう。

 

 

 

私もね、悩んだ。

さえちゃんも一緒に連れて行ってあげたいのは山々だけど、まだ殺されたくはないもの。
なので、平和的に解決しようじゃないのと出かける前にさえちゃんに聞いてみたわけ。

 

「私とぼんちゃんはあーちゃん(私の実母)のお家に行くけど、さえちゃんはどうする?」

「行くならリードつけさせるか抱っこさせてくれなくちゃだめだよ?」

「どうするの?行くの?」

って。

 

私がさえちゃんに語りかけている間もお出かけすることを察知したぼんちゃんは大興奮で部屋の中を走り回っていて、それを羨ましそうに眺めてさえちゃんもかなり悩んでいた様子。

私が目の前でリードをチラつかせると一瞬牙をクワッとむくんだけど

「じゃあいいよ。お留守番していて。」

とぼんちゃんと玄関の方に向かうとすごく寂しそうな顔をして私たちの後をついてくる。

じゃあ、リード・・・
クワッ⚡️
じゃあお留守番ね・・・
しゅん(。•́︿•̀。)
じゃあリード・・・
クワッ⚡️
じゃあお留守番・・・
しゅん(。•́︿•̀。)

結局このくり返しに疲れて、とりあえずぼんちゃんだけ車に先に乗せちゃおうと玄関を出たら、さえちゃん、わずかに開いたドアの隙間から飛び出してささっと車に飛び乗っちゃった。

私にリードをつけられるのは嫌だけど、置いていかれるのも嫌ってことで彼女の出した答えが

「勝手に乗るからおまえはさわんな」

ってことなんでしょうね。

 

 

 

さえちゃんって万事こんな調子。

すっごい私に対して歪んでるっていうか素直じゃないというか。

私以外誰もいない時は私にべったり付いて回るくせになでようとするとさっと逃げる。
私の背中にくっついてきたから向きを変えてさえちゃんの方に顔を向けるとさっと逃げる。

 

きっとさえちゃんは人間だったら好きな人とのラインの返信はわざとなかなか返さないとかいう小賢しいテクニック使うんだろうな。
予定を聞かれても、真っ白の手帳を広げて

「ん〜ちょっと忙しいからムリ」

とか言うんだよ、絶対。暇なくせに。
寝てるか食べるかしかしてないじゃん。

 今時そういうの、流行んないと思うよ?
素直に私のことも好きって言えばいいのに。
そうしたら私も

「私もよさえちゃん!」

っつって涙ちょちょぎれさせながら振り向くから、一緒に海岸アハハーアハハーっつって手繋いで走ろうよ。

その時はさえちゃんが私に合わせて二足歩行してね。私、四足歩行じゃたぶん走れないから。

 

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真面目な話に戻るけど、さえちゃんは毎日のように日本で行われている犬の大量殺処分を免れた究めてラッキーな子とはいえ、我が家にくるまでたくさん怖い思いをしてきたのだろう。

他のわんこと違ってもそれは当たり前。

保護犬をこれから迎えようとお考えの方は、何があっても手放さないという覚悟を持ってからひきとっていただきたい。

可愛いだけじゃなくてさえちゃんのように扱いが難しく本気で噛んでくる子もたくさんいますから・・・

 

参考までに犬の殺処分やペット流通の闇について詳細に書かれた本をご紹介します。

我が家のもう一匹のぼんちゃんはいわばこの本の第2章の「幼齢犬」人気の犠牲者。

ペットショップをたらいまわしにされてからやっと我が家にたどり着きました。

どうか、こんな偏った動物愛好がはびこる世界が少しでもいい方向に向かいますように。