犬まみれ

三度の飯より犬が好き

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電車内で出会った迷惑な人

 

以前、電車で寄りかかられるのはそんなに苦痛ではない、というようなことを書いたけど

詳しくはこちらをどうぞ

www.saebon.site

 

今まさに電車に乗っている私は、新手の困ったおじさんに隣に座られて困っている。

 

たまに酎ハイの缶を片手に電車に乗り込んでくる人は目にするが、隣のおじさんは

「ぽかぽか コーンスープ」

の缶を大事そうに両手で握りしめて乗車してきた。

 

それを見て最初は

「あー、お疲れなのね。

もしかして1日外回りかなんかで、体が冷えちゃったのかしら。

それにしてもスーツのおじさんと言えば缶コーヒーと相場は決まっているのに、あえてのコーンスープとかなんか癒されるわぁ…」

と、むしろ好意的な目で見ていた。

 

私の隣に座ったおじさんは、じびじび缶をすすっていたんだけども、時間が経つと共に電車内の程よい暖かさと振動にまけて、ウトウトし出した。

徐々に深い眠りに落ちていくおじさんと、その深さに比例して傾き出す手の中の缶。

 

おじさーん!

絶対まだ飲み切ってないよね?!

コーンスープは必ず最後は缶を真上に上げて、ポンポンと底を叩くはず!

最後のコーン1粒が最高の楽しみなんだもんね?

ポンポンしてないってことはまだスープ、缶の中に入っているってことだよね?!

飲み口が!

飲み口が私の方に向いてますよ!

さらに言うと、こぼれそうですよ?!

 

頭がカクンッと落ちると同時に、私の膝辺りをめがけて大きく傾くコーンスープ。

 

ヒーッ

せめて…せめて水にしてくれー!

熱いコーンスープはかけられたら本当にシャレにならないからー!!

 

どうやったらこのピンチを切り抜けられるのか考えるのだ、Meちゃん。

焦ったら終わりだ、冷静に考えるのだ…!

 

 

①缶をおじさんを起こさないように、スーッと手の中から抜く

 

いやダメだ。

もし途中でおじさんが目を覚ましてしまったら、完全に私が変な人扱いされてしまう。

"ち、違うんですっ"

とか言い訳しようものなら、益々飢えたおばさんがコーンスープの香りに耐えきれず、おじさんが寝ている間に一口失敬しようとしている感を醸し出してしまうだろう。

 

②おじさんを起こす

 

潔くトントン、と肩を叩いて

"コーンスープがこぼれそうですよ"

と教えてあげるのはどうだろう。

いや、これもダメだ。

もしこのおじさんがビビりだったら、ウトウトしている所を急に刺激したらその反動で飛び上がったりして、コーンスープを車内にぶちまけるかもしれない。

そうなったら

"お前が急に叩くから!"

とか逆ギレされかねない。

 

③…あ、目的の駅に着いた

 

目は缶から離さず、グチグチ考えていたらあっという間に目的の駅に着いたよ。

肩に寄りかかっていたおじさんを極力刺激しないよう、そーっと抜け出そうっと。

 

…あぁ

最初からこうして私が席を立てば良かったのか٩(๑>؂<๑)

 

おじさんはその後スープをこぼすことなく、家に帰れるかな?

幸運を祈る。