犬まみれ

三度の飯より犬が好き

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日本人の心、着物を初めて自分で着たよ

 

着付け教室を卒業してから初めて、自分で着物を一から着て出かけてみた。

出かけたと言ってもいつもの日舞のお稽古で、先生が

「着れば着るほど慣れてくるから、とりあえず失敗してもなんでもいいから着ていらっしゃい

。直してあげるから。」

というお言葉に甘えただけなんだけど。

 

まずどれを着るか、着物選びから。

 

着物にも帯にも "格" というものがあって、かしこまった場所にしか着てはいけないものやカジュアルな場でしか着てはいけないものなど、こと細かく決まっているらしい。

 

さらに季節的に着ていい柄や、帯と着物の組み合わせなど気を使わなくてはいけないことが沢山ありすぎて、選ぶだけで大仕事。

 

柄なんてはっきり言って分からんて!

先生に

「例えばこれ、なんの柄だと思う?」

と示された帯は私には尻尾の生えたハートにしか見えなかったんだけど、答えは

「キノコよ( ᐛ )و」

だそうで。

すみません先生。

言われてもわからないです…(^_^;)

 

まだまだわからないことばかりだけど、先生にダメだししてもらうのもいい勉強、と記念すべき初日は白っぽい小紋と灰色の帯と帯締めを選んだ。

 

着るのも教室でやっているのとなんだか勝手が違うような気がして、モタモタしていたら完成まで1時間もかかってしまい、さらに後ろ手で必死に帯を締めたので手がつりそうに(T_T)

昔の人は毎日大変な思いしてオシャレしていたのね( ˊᵕˋ ;)💦

 

しかし、いざ表を歩いてみると予想以上の人が私の着物を見て

「うわー☆°。⋆⸜(* ॑꒳ ॑* )⸝」

とか

「あらっ綺麗(*´ω`*)」

とか褒めてくださる。

特にご高齢の女性に沢山褒めていただけた。

(知らない方達)

着るのに苦労しただけのかいは、じゅうぶんにあったと思う。

 

先生や私の前のお稽古に来ていたおば様方にも

「ちゃんと着れているじゃない、大丈夫よ!」

とか

「おばあ様、ずいぶん大切にお着物着られていたのね」

とか

「おばあ様、センスのいい方だったのねぇ」

とか、私の着付けだけでなく亡きおばあちゃんの事もべた褒めして頂いて感無量。

 

なんだか着物には "衣服" という以上の日本人として季節感を大事にするとか、時間をかけて丁寧に生きるとか、そういう現代で失われつつある大事な要素が含まれている気がする。

 

確かに着るのに時間かかるし、肩が痛くなるし、クリーニングも大変だけど、これからも大事に祖母が残してくれた着物たちをことある事に着よう、と心に決めた私の着物ライフの大事な最初の1歩の1日となった。

 

ちなみに。

今回のダメ出しは帯締めが "夏用" だったこと。

 

知らんがなー

ただの紐にまで季節があるなんて(^_^;)

おばあちゃんが生きている間にもっと沢山教えてもらうんだった!!